日本語版LGBT-DOCSS
日本語版LGBT-DOCSS(LGBT-DOCSS-JP)は
医療従事者がLGBTの患者を診療する際の臨床技能を測定する尺度です。
原版であるThe Lesbian, Gay, Bisexual, and Transgender Development of Clinical Skills Scale (LGBT-DOCSS)は、Bidell氏によって開発されました。
日本語版LGBT-DOCSSは、LGBT-DOCSSをもとに科学的に妥当な手法で翻訳され、
かつ尺度の信頼性や妥当性といった計量心理学的特性が検証された尺度です。
日本語版LGBT-DOCSSは、正式な日本語版尺度として、Bidell氏の承認を受けています。
研究の概要は東京慈恵会医科大学のプレスリリースもご参照ください。
●調査対象
医療従事者(医師・歯科医師、看護師、薬剤師、心理職)
●評価領域
LGBTの患者を診療する際の以下の項目を測定できます。
1. 態度
2. 知識
3. 臨床的準備
4. 臨床トレーニング
●開発論文
Kanakubo Y, Sugiyama Y, Yoshida E, Aoki T, Mutai R, Matsushima M, Okada T. Development and validation of the Japanese version of the Lesbian, Gay, Bisexual, and Transgender Development of Clinical Skills Scale. PLoS One. 2024 Mar 27;19(3):e0298574. doi: 10.1371/journal.pone.0298574.
●日本語版版権者
© 2024 Kanakubo et al.
●尺度の利用
本尺度の調査・研究目的における利用は無償です。
冒頭の注や各項目の文面は改変せずにお使いください。
また、ご利用の際に下記フォームでご一報いただけましたら、「尺度」「使用マニュアル」「スコアリングシート」を差し上げます。(使用実績を把握するため)
なお、本尺度を使用し学会発表や論文執筆を行う際には、上記の論文を引用してください。